大日本住友製薬
Innovation today, healthier tomorrows

ドクターからのメッセージ ファブリー病治療のポイント

※ 掲載情報は取材当時の内容となりますので予めご了承ください。

ドクターのご紹介

腎臓内科

中部愛知県豊明市

藤田保健衛生大学病院
腎内科 教授
湯澤 由紀夫(ゆざわ ゆきお)先生

ドクターからのメッセージ

ファブリー病は細胞内のライソゾームに存在するα-ガラクトシダーゼ酵素の活性が欠損したり低下する事が原因で、全身にさまざまな症状があらわれる疾患です。すべてのファブリー病患者さんに全身の症状が現れるわけではなく、症状は個人によって現れるものと現れないものがあります。症状の1つに腎症状があり、ファブリー病患者さんの約半分に現れると言われています。腎臓の症状は早い方で20代頃から蛋白尿が現れはじめ、その後腎不全になってしまう場合があります。腎不全に進行してしまった場合には、血液透析や腎移植などが行われることもあります。

現在ファブリー病の治療薬では、2週間に1回の点滴投与での酵素補充療法であるα-ガラクトシダーゼ酵素製剤が使用可能となっています。また、症状の進行を抑えるために腎臓を保護したり、蛋白尿の軽減を目的とした治療や、必要に応じて他の薬剤が処方されることがあります。きちんと治療を行うことで、腎症状の進行をおさえ、心臓の障害や手足の痛み・汗がかきにくい等の他の全身症状を改善できることが期待されています。そのため、透析や移植後も点滴による治療が行われます。定期的な検査と診察によって、症状の悪化を抑え、より快適な日常生活を送ることができるよう、体調変化や気になる事があればまず主治医に相談しましょう。腎臓に負担をかけない食事を気にかけ、塩分や蛋白質の取りすぎには注意して快適な毎日を過ごせるよう心がけましょう。

医療機関名称 藤田保健衛生大学病院 腎内科
住所 〒470-1192 愛知県豊明市沓掛町田楽ヶ窪1番地98
電話番号 0562-93-9245
医師名 教授 湯澤 由紀夫(ゆざわ ゆきお)先生
ホームページ http://www.fujita-hu.ac.jp/HOSPITAL1/外部リンク

※ 掲載情報は取材当時の内容となりますので予めご了承ください。