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みんなではじめよう!【知識編】 身近な人に相談されたら

 身近な人に相談されたら、どうすればいい?
こころの不調を感じたら、誰に相談すればいい?

今、私たちにできること


精神疾患は、生涯に5人に1人がかかるといわれています。若い人の4人に1人は何らかの精神的不調を抱えています。
早めの対応をすれば、大半の方でかなりの改善が期待できます。こころの病気の多くは、「悩み」「ストレス」以外にも、体の病気、環境、遺伝など複数の要因が重なり合って、引き起こされます。
脳内で生物学的な変化が起こり症状が引き起こされるので、気の持ちよう・休息に加えて、専門的な治療が必要になります。

身近な人 家族・友人

「困っていることや症状は改善するのかな?」


身近な人 家族・友人

つらい気持ちを家族や友人に話すだけで、気持ちが落ち着くことがあります。アドバイスをもらえるかもしれません。
まずは、身近な人に困っていることを伝えましょう。こころの不調に限らず、どのような問題も、早めの相談によって、問題が大きくなったり、深刻化することを防ぎます。
それでも改善しないときには、相談機関に相談しましょう。

▼症状が改善しない場合…

初期相談スクールカウンセラー・産業医・保健師

「治療が必要かどうかわかるの?」


初期相談スクールカウンセラー・産業医・保健師

学校のスクールカウンセラー・勤務先の産業医・地域保健所の保健師など、こころの専門家は、悩みや症状をしっかり聴いてくれます。医療機関での検査や診察が必要だと判断された場合には、受診を促してくれます。本人が助けを求めたがらない場合には、一部で「家族相談」も受け付けてくれます。
相談機関には守秘義務がありますので、学校・会社・地域に話が伝わってしまうことはありません。

▼診断・治療が必要な場合…

内科 心療内科・精神科

「どんなことするのかな?」


内科 心療内科・精神科

こころの病気は、体の症状を伴うことがほとんどです。
体に異常がないか検査してもらうために、内科を受診するのも良いでしょう。必要に応じて、心療内科・精神科を紹介してくれます。精神科での診察は、他の診療科と変わりありません。必要に応じて、隠れた体の病気や脳機能の問題がないか調べます(血液検査・CT検査・MRI検査・脳波検査・脳血流検査など)。補完的に、性格・知能・記憶力などを調べる心理検査を行うこともあります。
検査結果・診断名・治療方法などについて十分な説明を受け、わからないところは納得いくまで質問しましょう。治療方針の決定に積極的に関わり、治療の主役となることが重要です。
薬物療法は、脳内の生物学的な変化を調整する役割を果たしますが、症状が改善しない・副作用がつらいなどがあれば遠慮なく相談しましょう。

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社会復帰の取り組み

社会復帰の取り組み

薬物療法以外に、物事の捉え方、考え方を修正する「認知行動療法」など心理社会的な治療を組み合わせて改善を目指します。治療は、医師だけでなく看護師・心理士・作業療法士・精神保健福祉士・薬剤師・保健師などによるチームで行います。
医療機関だけでなく、デイケア・復職のためのリワークデイケア・支援センター・作業所などで社会復帰を目指します。生活リズムを整えたり、コミュニケーションスキルを獲得したり、ストレスへの対処法を獲得するプログラムがあります。
早めに対処することによって、多くの方が病気のない方と同じように生活できるといわれています。