大日本住友製薬
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健康常備学

脳が好くと、腹がすく。

健康常備学  Vol.74

ふきのとうや菜の花、空豆など、旬の食材が店頭に並ぶこの季節、どこからか聞こえてくる「ぐーっ」という音。
「腹の虫」ともいいますが、その正体は胃の収縮運動です。
胃の中に食べ物がなくなると、一定の間隔で強い収縮運動が起こり、胃袋の上部に溜った空気が圧迫されて移動するためにお腹が鳴るのです。では「お腹がすく」とは、どういうことでしょうか。胃が空っぽになるというのはもちろんですが、実はそれ以上に大きく関わっているのが血糖値。エネルギーを消化して血糖値が低下すると、それを脳が感知し、「何か食べたい」という食欲が起こるのです。

「あの店のカレーが食べたい」と考えるだけでなんだかお腹がすいてくる。皆さんも身に覚えがありませんか?これは、空腹とは別の仕組みで起こる食欲。脳内にある過去の記憶を基にしたものです。また、お腹いっぱいでもケーキはペロリ。そんな別腹も脳の仕業です。甘味は、最も強い快感を生じさせる味。甘いものを見るだけで、β-エンドルフィンなどの快感物質が脳内に放出され、食欲につながるのです。こんな話をしていたらお腹がすいてきた、というあなた。季節は春です。お腹を鳴らすのもいいですが、新しいことに挑戦して腕を鳴らしてみるのもいいですね。


掲載年月 2012.3

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