大日本住友製薬
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健康常備学

不治の病?不知の病?。

健康常備学  Vol.28

3月24日は、WHOが定める「世界結核デー」。
結核の歴史は古く、5000年も前のものと思われるエジプトのミイラからも結核菌が発見されています。
日本でも「不治の病」と言われていた結核。
医療の進歩や生活水準の上昇に伴って減り続けてきたその発病者が、ここ数年、増加傾向にあることをご存じですか?中でも気になるのが、若者の発病増加率。食生活や生活環境が豊かになった反面、過剰なダイエットや睡眠不足などの不摂生も目立ちます。若者の体は今、様々な菌に対する免疫力が低下しているようです。

口内炎や下痢になりやすい、すぐに疲れを感じるなどの症状は、免疫力が落ちている証です。まずはバランスのいい食生活を。特に青魚やシソ、きのこには免疫機能を正常にする効果がありますよ。また、「笑う」という行為には薬にも勝る力があると言われ、事実、免疫力アップの効果が認められています。免疫機能を低下させるストレスの解消法としてもいいですね。最後に、もし2週間以上咳が続いたら、充分にご注意を。ただの風邪だと思っていると、実は結核の初期症状である可能性もあります。恐いのは「不治」ではなく「不知」であること。自分の健康状態をよく把握して、健やかな春をお迎えください。


掲載年月 2001.3

【注釈】
  ※結核は平成9年~11年まで増加傾向にありましたが、平成12年以降は総患者数、若者の発病率ともに減少傾向にあります。
    (「結核の統計2001年版」(厚生労働省監修)より)

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