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パーキンソン病ステーション

パーキンソン病ステーション 患者さんとそのご家族、介助者の方へ

パーキンソン病
用語集

監修 国立精神・神経医療研究センター病院長 村田美穂先生

な行

日常生活動作(にちじょうせいかつどうさ)

食事・着替え・移動・排せつ・整容・入浴など生活を営む上で不可欠な基本的行動を日常生活動作と呼びます。ADL(Activities of Daily Living)と略されることもあります。

認知機能障害(にんちきのうしょうがい)

認知機能とは、記憶、思考、理解、計算、学習、言語、判断などの知的な能力のことです。パーキンソン病では特有の認知機能障害が現れることがあります。パーキンソン病では、遂行機能(動作を滞りなく進めていく能力)、注意機能、視覚認知機能が低下することが多く、見当識(自分が置かれている場所や時間を把握する能力)や記憶力は比較的保たれます。

ノルアドレナリン(のるあどれなりん)

脳から体の各部に送られる指令は、神経細胞から神経細胞へ神経伝達物質という物質を使って伝えられます。ノルアドレナリンは、神経伝達物質の一種で、パーキンソン病ではドパミンと同様に不足しているといわれています。

は行

排尿障害(はいにょうしょうがい)

排尿障害(はいにょうしょうがい)

パーキンソン病では、膀胱が十分に拡張しなくなるため、尿をためておくことができにくくなります。そのため、すぐトイレに行きたくなったり(頻尿)、間に合わずに失禁してしまったりすることになります。特に夜間に多く、極端な場合は30分おきにトイレに通い、睡眠不足になることもあります。

パーキンソン症候群(ぱーきんそんしょうこうぐん)

パーキンソン病の四大症状(安静時振戦、動作緩慢・無動、筋強剛、姿勢反射障害)が現れる病気を、パーキンソン症候群またはパーキンソニズムと呼んでいます。パーキンソン症候群には、脳血管性パーキンソン症候群、薬剤性パーキンソン症候群、大脳皮質基底核変性症、進行性核上性麻痺、多系統萎縮症などがあります。

非運動症状(ひうんどうしょうじょう)

パーキンソン病の運動症状以外の症状を非運動症状と呼んでいます。非運動症状には、自律神経症状、感覚障害、精神症状、睡眠障害などがあります。

病的賭博(びょうてきとばく)

パーキンソン病の治療に関連して現れることのある衝動制御障害の一種です。家庭や社会的立場を破壊すると分かっていても、賭けごと(ギャンブル)をしたいという衝動を抑えられない状態を病的賭博と呼んでいます。