大日本住友製薬
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各種助成制度について ~治療における各種助成制度について。~

三富哲郎氏

三富 - パーキンソン病は10年、20年と治療を続けていく病気で、治療費の負担も心配になるところだと思います。処方される薬は患者さんによって個人差があり、それによって負担も異なります。ある程度、症状が進み特定疾患の指定を受けると公的補助が出ますので、医療費の負担は軽くなります。

また介護保険制度による支援や身体障害者福祉法による支援もあります。医療費の軽減のほか、ホームヘルパーさんの派遣、デイケアなどの利用をはじめさまざまな支援制度が整っています。それらの支援制度を受けるためには、まず担当医、もしくは公的な窓口でご相談ください。

川嶋乃里子氏

川嶋 - 生活機能障害度がII度以上なら特定疾患に認定されて医療費援助の対象になります。また症状に応じて身体障害手帳が交付されると治療費を始め負担が軽減されます。手術においても現在は保険が適用されるので、比較的軽い負担で済みます。専門医はこうした制度や申請について詳しいので、金銭面での不安などありました率直にご相談ください。

川田純也氏

川田 - 特定疾患として申請すると公的補助が受けられるため、中期以降の症状の患者さんは治療費についての問題はないと思います。ただし初期の方には適用されませんので保険診療となります。薬は新旧さまざまな種類が出ていて、一概に費用の概算は難しいものがありますが、新しく開発された薬は、古くから使用されている薬より高額であることはいえます。

問題は治療をいつスタートするかにもよると思います。パーキンソン病は発症すると10年から20年付き合う病気です。以前は、運動障害が明らかで生活に支障が生じてから治療を始めるという考え方でした。しかし欧米などの調査で、治療開始が早いほど効果が出ているという報告もあり、治療のスタートは担当医とよくご相談いただきたいと思います。

丹野善博氏

丹野 - 薬の処方やリハビリテーションの取り組みなど、治療は人それぞれなので、もし治療費などに不安がありましたら担当医にご相談することをお勧めします。またご家族など周囲の方が公的な窓口などへお問い合わせされると良いと思います。