大日本住友製薬
Innovation today, healthier tomorrows

高血圧一問一答 ~よくある質問に答えます~

高血圧の治療にはどんな種類がありますか?

高血圧の治療は、「食事療法」、「運動療法」、「薬物療法」の3つが中心となります。特に生活習慣を整えることに関連した「食事療法」と「運動療法」は、家庭血圧を測定して血圧が高めであることが明らかになった患者さんのほとんどが対象となります。

高血圧の治療は、減塩を中心に食事内容を見直す「食事療法」と、有酸素運動を用いた「運動療法」から始めます。これらの治療を1~2ヵ月間継続すると、患者さんによっては10~20mmHg程度の血圧の低下が期待できます。また、食事内容の見直しや有酸素運動は内臓脂肪を減らすことにもつながります。こうした治療は、血圧の低下に寄与するほか、脂質異常症や糖尿病といった他の生活習慣病の改善、膝への負担の軽減など、健康全般にわたって大きなメリットをもたらします。

一方、食事療法や運動療法を行っても十分に血圧が低下しない場合、具体的な目安として「家庭血圧で140/90mmHgを超える日が半数以上」となった場合には、薬物治療の導入を検討します。ただし、血圧が200/100mmHgを超え、耳鳴りや吐き気などの症状を認めるような患者さんや、長年にわたって高血圧を放置したことで、心臓が疲弊している患者さんなどについては、最初から薬物療法を行うこともあります。

薬物治療では、患者さんの高血圧の程度や合併症などに合わせて降圧薬が選択され、複数の薬剤を組み合わせた治療を行うこともあります。ただし、たとえ薬物療法を開始したとしても、生活習慣を整えることによって血圧を下げることができれば、薬剤を減量したり中止したりすることができます。したがって、将来的には薬を中止することを目標に、薬物治療中も食事療法や運動療法を続けていくことが大切です。

高血圧治療に取り組む患者さんへのメッセージ

私が救命救急医だったころ、高血圧を放置したことが原因で脳出血や呼吸困難をきたして搬送された患者さんを数多く診てきました。高血圧の治療はこうした命を脅かす疾患を未然に防ぐためのものであり、何か症状が起きてから開始しても間に合いません。当院では十分な問診を行って、患者さんの不安を取り除きながら、血圧だけでなく全身の状態や生活スタイルに合わせた生活指導・治療を行っています。まずは専門家の指導のもとで生活習慣から見直してみませんか。

ドクターの紹介

医療機関名称 おおさか循環器内科・生活習慣病クリニック
住所 千葉県市川市南八幡1-23-10
電話番号 047-320-3211
医師名 院長 大坂 勤(おおさか つとむ)先生

※ 掲載情報は取材当時の内容となりますので予めご了承ください。

次へ

前へ