大日本住友製薬
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高血圧一問一答 ~よくある質問に答えます~

配合剤とはどのような薬剤ですか?

高血圧治療では、まず食生活の見直しなどの生活習慣の改善を行いますが、それでも十分に血圧が下がらない場合には、薬物治療が必要となります。薬物治療は、通常、降圧薬1剤から始めるのですが、患者さんによっては1剤では十分に血圧が下がらず、作用機序の異なる2種類以上の降圧薬を併用して治療を行うことがあります。また、心臓病や脳卒中の既往のある患者さん、糖尿病や脂質異常症などの合併症を有する患者さんでは、それぞれの病気に対する治療薬も服用しなければなりません。よりよい治療のために必要なこととはいえ、薬の数が増えれば増えるほど、それを服用する患者さんの負担は重くなってしまいます。

そこで、お薬1錠の中に2種類以上の薬効成分を含む“配合剤”という剤形が開発されました。配合剤を使うと、従来の薬剤を使用したときに比べて服用する錠剤の数を減らすことができ、お薬を飲み続ける患者さんの負担を軽減できるというメリットがあります。高血圧治療では、2種類以上の降圧薬の成分が含まれ、1錠でより強力に血圧を下げることができる配合剤などが用いられており、私も患者さんの状態に合わせて積極的に処方するようにしています。

なお、配合剤に含まれる薬効成分は、それぞれ単独の薬剤として、広く治療に用いられています。今までの薬剤と同様に、配合剤も医師や薬剤師の指示に従って正しく服用してください。

高血圧治療に取り組む患者さんへのメッセージ

高血圧を放置することは心臓や血管に負担をかけ、心筋梗塞や脳卒中の発症につながります。したがって、生活習慣の改善や薬物治療によって血圧を下げ、安定した状態を保つことが大切です。患者さんの中には医師の指導によって適切な血圧値を知り、生活習慣を改めることで、薬物治療が不要になる方もいらっしゃいます。医療機関では健康相談にも応じていますので、血圧が高いと指摘されたら早期に受診し、専門家のアドバイスを受けていただきたいと思います。

ドクターの紹介

医療機関名称 共済会櫻井病院 内科・小児科
住所 東京都府中市是政2-36
電話番号 042-362-5141
医師名 院長 櫻井 誠(さくらい まこと)先生

※ 掲載情報は取材当時の内容となりますので予めご了承ください。

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