お通じがすっきりしない、おなかが張るなど、身体的にも精神的にも不快な「便秘」。
近年の食生活の欧米化による高脂肪食の増加に加え、食物繊維の摂取量の減少などで便通異常を訴える人が増えており、便秘も多くの人が経験していると考えられます。
その便秘の中でも、大腸に異常はないのに機能低下を起こして便の回数や量が減少するものを「機能性便秘」と呼んでいます。
便秘と一口にいってもさまざまな種類があります。
腸の病気などの疾患が原因で便の通過障害をきたして起こる便秘、くすりの服用によって起こる便秘などがあり、主に生活習慣に原因があるとされる機能性便秘とは区別されています。(詳しくは、「機能性便秘」の原因と症状の項で紹介します)
機能性便秘の症状は個人差が大きいので、回数や量についての定義づけは難しいのですが、一般的には3日以上便が出ない場合を指します。
また、3日以上の排便がない、かつ排便があった場合でも1日の量が35g以下と定義される場合もあるようです。ただし、便の回数や量の問題ではなく、残便感や腹痛、腹部膨満感、食欲低下など、日常生活に深刻な影響を与える不快な症状をともなうことも多いため、適切な処置が必要になります。
最近の調査では、調査前3ヵ月間に便秘の症状を経験した人は全体の約30%との結果が出ています。男女別では男性20.4%、女性38.8%と、女性は男性の2倍近くもその症状を経験している報告もあり、多くの人が便秘に悩まされていることを表わしています。

![[お通じがスッキリしない]その便秘、もしかしたら「機能性便秘」かもしれません。](img/ind_h1.gif)






