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肝臓病のかゆみの現状

肝臓病のかゆみの現状

肝臓病の患者さんの多くがかゆみに悩まされていることが知られています。なかには「夜、かゆくて眠れない」、「あちこちかゆくてかきむしってしまう」など、QOL(Quality of Life:生活の質)が著しく低下してしまうケースもあります。また、肝臓病によるかゆみは、かゆい部分をかいても治まらなかったり、一般のかゆみ止めが効きにくいという特徴があります。

慢性的な肝臓病を患い、かゆみを訴える方は少なくない

現在、肝硬変やB型肝炎、C型肝炎など、慢性的な肝臓病を患い治療を受けている患者さんの数は約55万人といわれています1)。また、肝臓病が疑われるものの治療を受けていない方はおよそ280万~330万人存在するといわれています2)

このなかでかゆみを訴える方はどのくらいいるのでしょうか。その実態は明らかになっていませんが、かゆみを訴える患者さんは少なくないと考えられます。

肝炎患者さんでは、4~5人に1人がかゆみを訴える

一例として、肝炎の患者さんを対象に行ったアンケート調査3)によると、日常生活の中で「自覚症状がある」と回答した患者さんの主な症状としては、「体がだるい」(25.5%)、「体力が弱ってきている」(22.9%)に次いで、「皮膚がかゆい」という意見が22.4%を占めました。つまり、肝炎患者さんの4~5人に1人の方がかゆみを訴えているという状況が明らかになっています。

肝炎患者さんの自覚症状(アンケート調査結果)

このように、多くの肝臓病の患者さんが「かゆみ」を感じており、なかにはそのかゆみの強さからQOLが低下し、切実な悩みとなっている方もいます。

  • 1)2011年度厚生労働省患者調査
  • 2)各種ガイドライン
  • 3)日本肝臓病患者団体協議会 「肝臓のなかま」号外:3969, 2012

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